技術部にて半導体検査装置の設計を担当しています。お客様のニーズを聞き、それを実現するために適切な設計をおこなっていきます。上野精機のことは、大学の求人情報の中で知りました。半導体関係の製造設計の仕事で、かつ福岡を拠点にしているという点で、まず興味を持ったんです。面接で社長と技術部長の話を聞き、ここでなら自分の力をいかんなく発揮できると思い、入社しました。
実際その通りで、個人個人の力を発揮しやすい反面、チームとして動くところはちゃんとチームで動く。会社としての体制も非常にしっかりしているので、働きやすい環境だと感じています。
技術部とはいえ、ずっと机の前に座って設計の仕事をするだけでなく、お客様との打ち合わせや製品のアフターフォローなど、求められることは非常に多いです。当然難しさや厳しさもあります。だからこそ責任を持って仕事に取り組めていると思います。
上野精機のスタッフは個性の強い人が多いですね。自分が一番普通だと思いますよ(笑)。非常に技術レベルが高く、尊敬できる先輩方にも恵まれています。
上野精機では設計から製造まで、すべて自社でおこなっているので、自分が設計したモノが同じ敷地内で製造され、そのままカタチになっていく。その全工程を見て、知ることができますし、会社の皆で「ひとつの製品」を共に創り上げていくという感覚がある。それは自分にとって非常に大きな魅力ですね。
そして自分が設計してカタチになった商品に対して、お客様から直接お礼の言葉を頂けた時、何物にも変えがたい喜びがあります。
全く新しい規格の装置を一から設計していくという機会はあまりないのですが、ぜひ今後はそこにチャレンジしていきたいですね。上野精機にはそのチャンスがあります。これまでになかった全く新しい装置を自分が設計する。それを実現するためにも、設計者として日々ひとつひとつの積み重ねを大切にしています。