営業本部にて、お客様への電子部品・半導体検査装置の提案営業、及びアフターフォローをおこなっています。自分が提案営業をして、お客様に装置を購入していただいた時が一番うれしいですね。私達が創っている装置は大変高価なものでもありますし、その価値をお客様に認めてもらえること。そこに喜びを感じます。
私の担当は日本国内の電子部品・半導体メーカーですが、最近では電子部品・半導体の検査工程を海外でおこなうことが非常に多くなったので、海外での現場立ち会いや、海外向け営業もおこなっています。大学時に半年間海外にいた経験があり、自分の語学力を評価していただいて上野精機に入社しました。その力を今、存分に発揮することができています。
上野精機にとってのライバルは国内メーカーだけでなく、世界を相手に戦っていかなくてはなりません。ビジネスの相手は文字通り世界中です。その傾向は今後ますます強くなっていくので、語学力のある人材が更に求められていますし、チャンスも多いと思います。
自分はまったく異業種からの転職だったんです。半導体という特殊な分野での専門性を身に付けたいという想いもあり、上野精機に入社しました。ただ、これまでに半導体を見たことも触ったこともない、まさに知識ゼロの状態で入社をしたので、最初はとまどいの連続だったですね。
入社してからまず現場を知るために、装置組み立ての部署に配属されたのですが、そこで「何ミクロンの世界」で戦っている高い技術力を持った技術者たちを目の当たりにして、とても驚きました。これはすごい会社だなと、その時感じました。技術部のフロアをはじめて見た時、その技術スタッフの多さと、並べられた製品群に圧倒されたことも、鮮明に覚えています。
上野精機はプロフェッショナル集団ですから、すべて手取り足取り教えてもらえるわけではありません。自ら努力して学び、切り拓いていくタフさも求められます。
自分も海外向け営業ツールがまだ無かった中で、悪戦苦闘の毎日だったんです。装置に関連する難解な専門用語などを、いかに海外の方にわかりやすく伝えることができるか…。会社に頼るのではなく、自らがお客様とのコミュニケーションの中で、常に試行錯誤しながら取り組んできました。
大変な分やりがいはありますし、本人のやる気さえあれば大きな仕事でも任せてもらえるのが、この会社の魅力ですね。今、自分は海外にもどんどん行かせていただいています。多くのチャンスを頂けてとても有難いですし、様々な国の人と話をすることができるのは、非常に面白く貴重な経験になります。
上野精機は本当にすごい可能性を持った会社です。だからこそ、会社としての対外的評価を更に上げていきたいですね。自分はお客様との信頼関係をしっかり構築して、ニーズに合った上野精機の装置をご提供していく。ひとつひとつ丁寧にその役割を全うし、会社に貢献していきたい。そう考えています。